サンリオSF文庫「時は乱れて」フィリップ・K・ディック、1280円で在庫潤沢そうなオンライン書店を見つけて、ついふらふらと注文してしまう。届いてみたら、帯はないものの初版本でした。どうもありがとう。1978年発行だけにヤケや少しのシミはありますが、年代を考慮すれば充分良い状態のもの。復刊されていないサンリオ文庫ディック作品の中では一番面白そうな本だと思っていたので、読むのが楽しみ。
他にサンリオ文庫でまだ復刊されていない作品は、「シミュラクラ」「銀河の壷直し」「ブラッドマネー博士」「最後から二番目の真実」、ゼラズニイとの共著「怒りの神」。スローペースながら創元社からちびちび復刊されてはいるので、あまり相場の高いものに手を出す気はないが、2000円以内で買える範囲のものは揃えてしまってもいいかなあ。
創元さん、復刊予告したまま放置している「ニックとグリマング」も忘れずにお願いします。これに関しては筑摩のハードカバー本を持っているんだけど、ディック作品の中では他人におすすめできる数少ない作品のひとつなので、文庫で復刊してくれると非常に嬉しい(薦める相手を選ぶ本であることは確かだが)。
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