個人的に今バージョンの目玉は、WebKitを利用したHTMLViewerコントロールの搭載。その名の通りHTMLファイルを読み込んでレンダリングしてくれるパーツです。これでWebブラウザ的機能を内包するツールを作るのが楽になりました。Monkeybread Softwareの有料プラグイン買おうかどうしようか迷ってたんだが買わなくて良かったか。しかし言語マニュアルにもReadMeにもサンプルプロジェクトにも簡略的な説明しか記されてないっぽいので、突っ込んだ使い方がまだよくわからない…。というか現時点では簡略的な使いみちしか実装してないんだろうか。HTMLViewerで表示させたimageファイルをキャッシュとして保存するのってどーすんだろー。結局、テキスト+画像をsocketコントロールで普通にダウンロード→保存してから、ローカルファイルとしてHTMLViewerで読み込むのが確実なのかな。暇になったら考えよう…
細かい不都合はまったく無視して、超入門者向け簡単Webブラウザらしきものの作り方。

1) REALbasicを立ち上げる。たぶん勝手に新規プロジェクトが開くので、Projectタブのリストに表示されている「Window1」をダブルクリック。 「Window1」タブが開いてウィンドウのレイアウトが表示される。端っこをドラッグして広くしてもいい。
2) 左端に表示されているBuilt-In ControlsリストからEditfieldコントロールをドラッグして、ウィンドウの上部に配置する。同じようにBevelButton、HTMLViewerもドラッグして配置。コントロールの外縁をドラッグして大きさを調整してもいい。配置されたコントロールは自動的に「EditField1」「BevelButton1」「HTMLViewer1」とか番号のついた名前になる。
3) BevelButton1をクリックして選択。右側のリスト(ボタンのプロパティ)にあるCaption:Untitledがボタン上に表示されるテキストなので、「Untitled」の部分を「GO」とかに書き換えておく。
4) BevelButton1をダブルクリックすると、コードを記述するための画面になる。左側のリストで「Action」が選択されているが、これがボタンをクリックした時に起こす動作を書くところ。半角で
HTMLViewer1.LoadURL(EditField1.text)
と書く。「このボタンを押したら、EditField1に書いてあるURLをHTMLVewer1で読み込んで表示しろ」って意味。
5) ウインドウのレイアウト表示に戻るには、左上のProjectタブの下あたりにある切り替えボタンをクリック。問題なければ上の緑の三角アイコン「Run」をクリックして動作確認する。EditFieldにURLを入れてボタンをクリック、無事にサイトが表示されたら完成。動作確認を終了するにはメニューバーのMy Application.debugからQuit。
この状態ではプログレスバーもないし、エラー処理とかエンコードとか無視しているので問題もありますが、とりあえず表示まではかなり簡単にできるようになったってことで。
0 Comment:
コメントを投稿