ITmedia News:“俺ラジオ”作れる「Last.fm」が日本進出
ユーザの好きな曲を絞り込んだり、お薦めの曲を勝手にかけてくれるあたりはyahoo.comのLAUNCHcastと似たようなシステムのようですが、SNSの機能を付加している上、プレイリストはiPodなどでローカル再生した楽曲リストと連携させることができます。ヤフージャパンがボヤボヤしてるうちにさっさと日本上陸してしまう行動力には期待大。JASR○Cをうまく言いくるめることができたんでしょうか…。どっかのiTMSみたいに国内バージョンは洋楽の品揃えが壊滅的ってことにならないよう、陰ながらお祈りしてます。
とりあえず英語版のLast.fmを試用してみたので、参考にしたサイトをいくつか。
My Last.fm 〓Last.fm 日本語非公式解説サイト〓
こちらに丁寧な解説があります。現在の公式サイトの画面は微妙に違ってしまっている部分があるようですが、基本的にここの説明通りにすれば利用できると思います。
MacOSX + iTunes環境で使う場合の補足。画面の指示通りにしていくと、まずiScrobbler.appがダウンロードされます。これをダブルクリックで起動し、設定ダイアログが表示されたらLast.fmにて登録したユーザーネームとパスワードを入力してOKボタンを押します。デスクトップのメニューバー右側に表示される音符マークのメニューから設定画面や情報などを見る事が出来ます。iTunesで適当に何曲か再生した後、音符メニューから「My Last.fm Profile Page」を開くと、再生した曲のリストが表示されます。
ラジオを聴くには、その次の段階でダウンロードするLast.fm Player.appをダブルクリックで起動し、フォーム欄に好きなアーティストを適当に入力して「GO」をクリック、下の欄に表示されたアーティスト群が気に入れば「Listen Now」をクリックします。
MACFreak
こちらの2006年5月15日の記事に、Last.fm Playerを使わずiTunesのみでLast.fmを聴く・曲を評価する方法も記載されています。
(以下、随時追加&修正)
LAUNCHcastのほうがいいと思うところ
- 点数をつけてレーティングできるので、曲のかかる頻度を細かく調節できる
- アルバム・アーティスト・ジャンル等に対してもレーティングできる
- 間違えてレーティングしても修正がきく
- 聞き終わった曲でも履歴をさかのぼってレーティングできる
- 曲を聴く前にサイトのリストからまとめて一気にレーティングできる
(このあたりの一連の機能はLast.fmでも可能なのかな? 少々わかりにくい) - 演奏時間・アルバムの発売年など、オンエア画面に表示される情報量が多い
- Yahooに買収されたので、当分潰れる心配はないだろう…
Last.fmのほうがいいと思うところ
- SNS機能が欲しい人には良さげ
- 曲にタグ検索がつけられる
- 画面がシンプル
- オンエア中にCMが入らず、ずっと聴き続けられる(たぶん)
- さまざまなOS環境やブラウザに対応している(これが一番有利な点かも)
- Last.fmが配信権を所有していない曲でも、30秒の試聴ができるらしい
- まだあまり聴いてないけど、おすすめ曲の「ぶれ」が少ない気がする
同じジャンルやアーティストを好きな人のステーションを薦められる機能や、気に入った曲やアルバムを購入できるシステム(再生環境に制限があるようです)などはどちらにも備わっています。
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