なんと日本語版にはラジオを聴く機能がないんですね。サイトの案内を見ると、英語版アプリらしき操作画面に「Tune In」「Now Playing」というタブが見えるんですが、日本語版アプリには「Tune In」タブがついてない! ただ自分がローカルで聴いている曲とか、過去に聴いた曲、他のユーザのリストなどが表示されるだけです。
日本語版LastFMアプリケーション。ラジオ機能はどこ?

日本向けのLast.fmは、単にローカルのプレイリストを世界に公開できて日記書けたりするというだけのサービスだったみたいです。そりゃーJASR○Cのチェックをスルーできたわけだ…。どうせ中身のデータベースは一緒らしいので、ラジオを聴きたい人は英語版アプリを使いましょう。ページの左下隅にある「English」の表記をクリックすれば英語版ページが利用できます(audiofan.netさんより)。
「English」をクリック。

英語版ページの「Tools>Downloads」からアプリケーションをゲット。

英語版Last.fmアプリケーション。これでラジオが聴けます。

大規模な音楽ネットラジオサービスが日本になかなか参入してこないところを見ると、JASR○Cが様々な部分に難色を示してるんだろうなあと思います。こちらは国際管理契約ができる前の古い記事のようですが、言ってる事がほぼジャイアン。ちなみにLive365など海外の大手ネットラジオサービスでは、同一アーティストの曲を○時間以内に○曲以上放送してはいけないとか、詳細なプレイリストを事前に公開してはいけないとか、曲情報がタグに正しく書き込まれていなければいけないとか、『放送』の範疇におさまるようなきちんとしたルールが定められています。これを『インタラクティブ配信』と呼ぶなら、アナログラジオのチューニングを合わせることやリクエスト葉書を出すこともインタラクティブ受信行為になってしまうような。
0 Comment:
コメントを投稿