仕事でWindows Vista環境が必要になりノートPCを物色していたところ、「Macbook+BootCampでVistaが快適に動きますよ」と教えていただいたので、じゃあそれにする〜と即決してCore 2 Duo 2.0GHzモデルを購入しました。2GBメモリとVista Premiumがついて税込16まんえん台だったよ。OSXとVistaのデュアルブートにして使うから、MacとWinのノート両方買ったと思えばすごく安いよ。よく知らんけどCore 2 Duoモデルならこの先しばらくはバリバリ使えるらしいよ。と自分に言い聞かせています。決して「16万あったらD200の後継機用資金が…」とか思ってません。
インテルマックは当分買うつもりがなかったので、BootCampに関してもほぼノーチェックに近く、色々調べなきゃなんないか〜と思ってたのですが、ちょうどコンビニで売ってたMac fan誌にBootCamp入門ガイド的な小冊子がついていて、ほとんどの疑問はそれを見るだけで解決しました。BootCampのファイル自体にも28ページのすごく親切な解説PDFがついてるのね。
よって、普通にインストールするだけなら大してトラブルはないような気がしたのですが、ケチって最安の80GB HDDモデルMacbookを買ったことがやや失敗でした。OSXの「移行アシスタント」を使って古いMac上のソフトウェアやデータをMacbookに移動し、不要なファイルを片っ端から削除してディスクスペースを空け、BootCamp1.3を立ち上げてVista用のパーティションを切ろうとしたところ、以下のエラーダイアログが。
ディスクはいくつかのファイルの移動ができないためパーティションの作成が行えません。
ディスクをバックアップしてから、ディスクユーティリティを実行して Mac OS 拡張(ジャーナリング)形式の単一ボリュームにフォーマットしてください。
その後バックアップした内容を復元し、Boot Camp アシスタントを再実行してください。
ええ〜、すでにMacOS拡張形式のフォーマットになってるんだけど? と最初は意味がわからなかったんですが、検索してみたらこういうことみたいでした。要は、いらないファイルを削除してディスクスペースを空けたように見えるけど、その部分は断片化してるからパーティションを切れないということですね。言われてみればそりゃそうかも。
とりあえず以前から使っていた丸ごとバックアップソフト「Carbon Copy Cloner」でMacbookのデータを全て外部ドライブに移し、内蔵HDDをフォーマットして再びデータを戻したところ、一部挙動がおかしいようなそうでないような。Carbon Copy ClonerはまだOS10.4.9に正式対応していなかったので、無理に押し切って危ない橋渡るのやめよう…と思い、再度内蔵HDDをフォーマットし、古いMac側のデータを一部削除してから「移行アシスタント」でMacbookに移動させ、ディスクスペースに余裕があるのを確かめてBootCampを立ち上げたら、すんなりパーティションを切ることができ、Vistaのインストールが実行できました。
普段の作業データは外部ドライブに置いているので、Mac本体内蔵のHDD容量はギリギリくらいでもいいなと甘く見ていたんですが、ケチらずに160GB HDD搭載モデルを買っておけばスムーズにインストール出来たんだよなあ。MacBookのHDD交換はとても簡単にできるそうなので、仕事が一段落して落ち着いたら大容量のに交換しようかなとは思います。
BootCamp付属の解説PDFでは、Windows XPをインストールする際の説明が主体になっていたんですが、Vistaをインストールする際にちょっと引っかかりそうな部分を2点。
HDDをOSX用とVista用の2つのパーティションに分けてある場合、Vistaをインストールする場所は、パーティション一覧の末尾に出て来る「ディスク0 パーティーション3」を選択。

Vistaが無事に立ち上がった後にインストールDVDを排出するには、「スタート>コンピュータ>リムーバブル記憶域があるデバイス」からDVDドライブを選択して、ウインドウのメニューバーにある「取り出す」を実行。

Vista on Macbook自体はとても快適で、Aeroを有効にしててもストレスなく使えてます。まともなマシンパワーを手に入れたついでに、デジカメ写真のRAW現像を「Adobe Bridge CS3で整理・選別→Nikon CaptureNXで現像→Photoshop CS3で細部レタッチ」というワークフローにしたらなかなか効率良い。もちろん画像を扱うときは外部モニタに繋いで、本体液晶とデュアルモニタにして作業してます。
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